はじめに
このページでは、Constella を使う前に知っておくべきことを説明します。ユーザーとリソースの構成、サインイン方法、現在どのビューで作業しているか、そしてコンソールのどこに何があるかです。
基本概念
Constella は、ユーザーとリソースを ドメイン と プロジェクト の階層で管理します。
| 概念 | 説明 |
|---|---|
| ドメイン | 独自のユーザー、グループ、プロジェクト、ロールを持つ独立したテナント。ドメイン管理者がその中のすべてを管理します。どのインストールにも最初から Default ドメインがあります。 |
| プロジェクト | リソースの所有者。仮想マシン、ディスク、ネットワーク、バケットはいずれも必ずひとつのプロジェクトに属します。クォータもプロジェクト単位で設定します。どのインストールにも最初から system プロジェクトがあります。 |
| ユーザー | サインインする人またはプログラム。ユーザー自身はリソースを所有せず、所属するプロジェクトのリソースを操作します。 |
| グループ | ユーザーの集まり。グループをプロジェクトに追加すると、そのメンバー全員がまとめて追加されます。 |
| ロール | プロジェクト内でのユーザーの役割(例:admin)。ひとりのユーザーが同じプロジェクトで複数のロールを持てます。 |
| 権限ポリシー | ロールに許可される操作。複数のロールを持つ場合は、最も広い権限が適用されます。 |
| クラウドアカウント | ひとつのクラウドまたは仮想化プラットフォームへの接続。この接続を通じて、Constella はプラットフォームとインベントリを同期します。 |
| リージョンとゾーン | リソースが稼働する場所。Constella は各クラウドのリージョンとアベイラビリティーゾーンを自身のものに対応付けます。 |
サインイン
ブラウザーで Constella のアドレスを開き、ユーザー名とパスワードでサインインします。管理者がシングルサインオンやディレクトリを設定している場合は、それらの選択肢もサインイン画面に表示されます。
渡されたパスワードで初めてサインインしたら、右上のアカウントメニューを開き、Change Password を選択してください。
公開アドレスを使う
コンソールに "The configured Web console access address is …" と表示された場合、管理者が設定したものとは別のアドレスで Constella を開いています。メッセージに表示されたアドレスを使用してください。仮想マシンのコンソールなどの機能はそのアドレスに接続するため、別のアドレスからでは動作しないことがあります。
3 つのビュー
ロゴの横にあるスイッチャーで選んだ ビュー によって、表示されるコンソールが変わります。スイッチャーには、あなたのアカウントで使えるビューとプロジェクトが並びます。
| ビュー | 利用者 | 表示される内容 |
|---|---|---|
| System View | プラットフォーム管理者 | すべてのドメインとプロジェクト、クラウドアカウント、物理ホスト、プラットフォーム全体の設定 |
| Domain View | ドメイン管理者 | 自分のドメイン内のすべてのプロジェクトとユーザー |
| Project View | すべてのユーザー | ひとつのプロジェクトのリソース。スイッチャーにはプロジェクト名が表示されます |
メニューは、現在のビューにその権限がある場合にのみ表示されます。たとえば Multicloud(クラウドアカウント)、Physical Resources(ホスト)、および IAM & Security の一部は System View でのみ表示されます。期待したメニューが見つからないときは、まずスイッチャーを確認してください。system のようなプロジェクト名が表示されていれば、Project View にいます。
コンソールの構成
左側のメニューは領域ごとに整理されています。
| メニュー | 内容 |
|---|---|
| Dashboard | リソースの数と使用状況の概要。パネルはカスタマイズできます。 |
| Compute | 仮想マシン、ベアメタルサーバー、イメージ、ディスクとスナップショット、バックアップ、セキュリティグループ、IP サブネットと Elastic IP、キーペア、スペック、物理ホスト、スケジューリング |
| Container | Kubernetes クラスターと、そのワークロード、サービス、設定、アクセス制御 |
| Network | リージョンとゾーン、VPC とルートテーブル、Elastic IP、NAT ゲートウェイ、DNS ゾーン、ロードバランサー |
| Storage | ブロックストレージ、オブジェクトストレージのバケット、ファイルシステム (NAS)、バックアップストレージ |
| Databases | 接続されたクラウドのリレーショナルデータベース、Redis 互換キャッシュ、MongoDB |
| Middleware | 接続されたクラウドの Kafka と Elasticsearch |
| Monitoring | 概要、ダッシュボード、メトリクスエクスプローラー、アラートポリシーと履歴、通知 |
| Automation | スケジュールタスクとアプリケーションのオーケストレーション |
| Multicloud | クラウドアカウント、プロキシ設定、同期ポリシー |
| IAM & Security | 認証ソース、ドメイン、プロジェクト、グループ、ユーザー、ロール、権限ポリシー、セキュリティアラート |
一部のメニューは、その機能がインストールで有効化されている場合、または接続されたクラウドがその種類のリソースを提供している場合にのみ表示されます。
Cloud Shell
Cloud Shell は、Constella のコマンドラインクライアント climc にサインイン済みのターミナルをブラウザーで開きます。コマンドラインのほうが早い作業や、コンソールに画面がない作業に使います。
- 上部バーのターミナルアイコンから開きます。
- 開けるのは System View のシステム管理者 だけです。ターミナル内のコマンドはプラットフォーム管理者の全権限で実行されるため、ほかのユーザーには "Cloud Shell is available to system administrators in System View only." と表示されます。Domain View や Project View で作業中のシステム管理者は、先に System View に切り替えてください。
- ターミナルはホストやハイパーバイザー上ではなく、Constella のインストール内のコンテナで動作します。各プラットフォームには Constella を経由してのみアクセスします。
外観と言語
- ライトまたはダーク:上部バーのテーマボタンで切り替えます。選択はこのブラウザーに保存されます。
- 言語:サインイン画面の言語セレクターで English、Bahasa Indonesia、日本語、中文 から選択します。あとから変更するには、サインアウトしてからサインイン画面で別の言語を選んでください。
次のステップ
- 管理者がまだ行っていない場合は、Constella をインストールします。
- 管理するリソースを取り込むために、クラウドアカウントを接続します。
- チームのために ドメイン、プロジェクト、ユーザーを設定します。