VM のオートスケーリング(水平スケーリング)

説明

Awanio の VM オートスケーリング(水平スケーリング)は、Awanio クラスタ内のリアルタイムなワークロード需要に基づいて、仮想マシン(VM)の台数を自動的に増減させるインテリジェントな機能です。

この水平スケーリング方式では、単一 VM のリソースを増強するだけでなく、新しい VM インスタンスを動的に作成/削除することで、アプリケーション性能の最適化、可用性の維持、クラスタリソースの効率的な利用を実現します。

スケールアウトとスケールインのプロセスは自動で高速に実行され、ダウンタイムは発生しません。


主な機能

  1. Awanio に組み込まれたオートスケーリングエンジン

    Awanio には次のようなオートスケーリングエンジンが内蔵されています。

    • CPU、RAM、VM リソース使用量を監視
    • 追加ツールなしでスケールアウト/スケールインを実行
    • Awanio のクラスタオーケストレーションに直接統合

    外部ソリューションは不要です。

  2. 自動スケールアウト/スケールイン

    Awanio は自動的に次の処理を行います。

    • スケールアウト(Scale-Out) → 負荷増加時に新しい VM を追加
    • スケールイン(Scale-In) → 負荷低下時に VM 台数を削減

    いずれも事前定義されたポリシーに基づきます。

  3. ポリシーベースのスケーリング(ルール/閾値)

    たとえば、管理者は次のようなルールを定義できます。

    • CPU > 70% が 5 分継続 → VM を 1 台追加
    • メモリ > 80% → VM を 1 台追加
    • CPU < 30% が 10 分継続 → VM を 1 台削除

    アプリケーション特性に合わせた柔軟な制御が可能です。

  4. 高速な VM プロビジョニング

    新しい VM のプロビジョニングは 非常に高速 に行え、リアルタイムスケーリングを支援します。

  5. クラスタを考慮したスマート配置

    Awanio Scheduler は、新規 VM を次の条件を満たすノードに配置します。

    • 最も負荷が低い
    • リソースが最も最適
    • ノード間のバランスを維持

    これは 動的ワークロードバランシング 機能と整合します。

  6. 高可用性(HA)対応

    オートスケーリングは次の機能と連携して動作します。

    • Awanio の HA メカニズム
    • ノード間のフェイルオーバー
    • Awanio の分散ストレージ

    新しい VM が耐障害性の高い環境で稼働し続けることを保証します。


利点

  1. 常に最適な性能

    トラフィック急増時でも容量が自動的に増えるため、Awanio 上のアプリケーションは応答性を維持できます。

  2. Awanio 上での真のエラスティックインフラ

    Awanio は静的なインフラではなく、次のように変化します。

    • エラスティック
    • アダプティブ
    • ワークロードに応じて動的に適応

    パブリッククラウドのように、ただしプライベート/オンプレミスで実現できます。

  3. 高可用性と事業継続性

    スケーラブルな多数の VM インスタンスにより、次を実現します。

    • 単一障害点のリスクを低減
    • アプリケーション可用性を大幅に向上
  4. 最適なリソース利用

    次のような無駄を減らします。

    • アイドル状態のノード
    • 余剰リソース
    • 過剰なオーバープロビジョニング

    Awanio はクラスタ全体のキャパシティを最大限に活用します。

  5. 手動スケーリング不要

    IT チームは次の作業を行う必要がありません。

    • トラフィック急増への待機
    • VM の手動作成/削除
    • ロードバランサの再設定

    すべて Awanio が自動的に実行します。

  6. OPEX の削減と ROI の向上

    オートスケーリングにより、次のメリットがあります。

    • 運用コストの効率化
    • ピーク負荷のためだけにサーバーを購入する必要がない
    • 実際の需要に応じてインフラを利用できる